ご当地キャラのどら焼ができるまで・・・その壱

手賀沼のうなきちさん誕生
4年ほど前に我孫子市でゆるキャラを作ろうと話が出た時はワクワクしちゃいました。
市内の商業者などはいろいろと商業利用できるだろうと考え期待していた人が大勢いたのです。
一般公募で、最終的に4作品に絞ってアビシルベ(我孫子市インフォメーションセンター)で展示して、住民に投票してもらい得票数で決定!!!

申し訳ないけどガッカリです(__;)
我孫子でうなぎは捕れないし、名前が「白樺派のうなきちさん」・・・・
※白樺派は大人の事情で変更され「手賀沼のうなきちさん」となりました。
「あびこ」の「あ」の字も入っていません。全く商業利用なんて考えられません。
住民の投票で決まったのだからしょうがないのですが発展性がない。
成田の「うなり君」には絶対に勝てない。
名前が長すぎる(必ず手賀沼のうなきちさんと呼ぶように指導されました)
うなきちさんを使用するには許可が必要だとか、ゆるキャラなのにぜんぜんゆるくありませんでした。
戦意喪失
ご当地キャラ決定後、すぐに関係者から「手賀沼のうなきちさん」で何かお菓子を作ってくれと依頼が来たのですが
・普通のお菓子じゃ面白くないからうなぎ味にしてくれ
・日持ちしてお土産に出来るようにしてくれ
・安くしてくれ
など、いろいろとご注文が多くて作る気もなくなってしまい、ウチがやらなくても何処かやってくれるでしょうとパスしちゃいました。
でも、いくら経ってもタオルやシャツなどグッズは出てくるのですがお菓子は出てきません。食べ物も出てきません。我孫子市ふるさと産品仲間に聞いてみても誰もうなきちさんを使おうという考えもなく、商業者間では私と同じようにうなきちさんに関しては酷評ばかりでした。
千葉のキャラクターの「チーバ君」はウケが良く知名度もバッチリで、グッズの売り上げやイベントでの着ぐるみの人気は絶大なるものです。
隣町 柏の「かしわにくん」や「さかサイくん」などは名前で何処のキャラかすぐにわかるので、羨ましく思いました。
このままじゃ「手賀沼のうなきちさん」は消えちゃうかも・・・・・
つづく