和菓子と洋菓子の違いは何ですか?

お菓子は美味しければなんだって良いじゃん!って思いますが、ちょっとした疑問で和菓子と洋菓子ってどこら辺が境目なんだろう?って考えたことがありませんか?

学生のアルバイトに聞くと、和菓子はあんこが入っていて、洋菓子は生クリームが入っている。

と言う方が大半です。

でも最近は、大福の中に生クリームが入っていたり、スポンジであんこをサンドしていたりして和洋の境目が無くなってきています。 それではどこら辺が境界線なのでしょうか? 諸説ありますが和菓子職人から見ると次の事柄で大別できます。

1,年代から見た境界線

2,レシピから見た境界線

 

●年代から見た境界線

 日本へ江戸時代までに入ってきたものが和菓子で、明治以降に入ってきたものが洋菓子です。

よく、「かすてら」は洋菓子じゃないの?と聞かれますが、1600頃に種子島に伝わって来たのが始まりです。南蛮菓子と言われ当時は舶来品のお菓子(洋菓子)だったのですが、福砂屋で日本風に作り替えられ、そこから「長崎かすてら」として全国へ広まり日本文化に溶け込みました。

 

●レシピから見た境界線

 水が入るか入らないかです。

和菓子は60%以上が水分です。餡にしろ餅にしろ、「水」で按配を取ります。水が綺麗な日本ならではのお菓子だと思います。一方、洋菓子に水を入れてしまうと按配悪くなってしまいます。水の代わりにバター、クリームなどの油脂が使われています。

 

先ほどの「かすてら」を例に取ってみると、「かすてら」は水飴を溶かした「ねき水」で按配を取ります。ねき水の代わりに溶かしバターを使うと・・・・いわゆるスポンジ生地となり洋菓子になります。

和菓子では水分を吸着させるため砂糖をたくさん使います。冷蔵庫が無い時代から日持ちする生菓子を作るために砂糖の含有量が洋菓子よりだいぶ多いのです。

ですから、和菓子は甘いと思われがちで、実際昔ながらの和菓子(レシピが昔のまま)は甘い物が多いのですが、現在は低甘味の糖やでんぷん質の改良などで甘味を抑えた和菓子になっています。

 

ちょっとしたお菓子に関してのトリビア?ですが

和洋の良いところを上手く取り入れた美味しいお菓子が日本にはたくさんありますね。